タイヨウの歌のYUIから
本作の大原櫻子へ。
小泉監督の歌姫起用ラブストーリー第2弾
♪Tommorow never knows ずっとずっと Never give up on my dream 今はじけよう♪ 今でもすぐに頭に響く大原櫻子の歌声と楽曲を産み出した映画。
当時、映画観た後、思わず主題歌「明日へ」をすぐヘビロテしたい気分に駆られたことをよく覚えている。
以前、YUI映画主演の「タイヨウのうた」をヒットさせた小泉徳宏監督は、今作でも新人アーティストの初々しさを残しつつ、ヒロインとして映画に立脚させるという超難度の演出を2度目も成功させたのは凄いと思う。
青春の煌きのモーメントを切り取るのが非常にうまく、その息吹く青春映画を作りだすセンスと演出力は「ちはやふる」でも見事に実証されているが、案外、彼自身は話題にならない。小泉監督はもっと評価されていい監督だと思っている。
佐藤健はやはり演技感がいいのか、下手なら鼻につく、かっこつけサウンドクリエイター役をぎりぎりのナイーブさで押し止めている。
相武紗季は二番手悪女キャラが堂に入っている。堂に入り過ぎてこの路線以外の彼女がもう思い浮かばない(笑)
そして、反町隆史のいつもの演技の臭さは、昭和という時代を思い起こさせるが(笑)この役柄には合っていた、、、
ということで小泉監督には「ちはやふる」3部作に続く歌姫3部作を是非完結させてくれることを期待しよう。