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哀しみのベラドンナのCのレビュー・感想・評価

哀しみのベラドンナ(1973年製作の映画)
3.9

これは動くアニメじゃなかった、流れるアニメだった。紙芝居を読んで聞かせてもらっているかのような気分。子供に観せられないアニメの1位に見事ランクインしました、だってエロティックなんですもの…。アレもコレも亀頭に見えるし、女性器に見える…あ、あかん!とりあえずアガる内容でもアガるサイケでもない、どちらかと言うとやや落ちる。ただ、当時の日本の描くサイケ具合がとっても新鮮。色遣いはどことなく優しくて、ビビッドなドぎつさを求めてしまうと少し物足りないかも。だけど充分楽しめる、特に中盤以降(黒死病以降)は画面に釘付けでした。チカチカももれなくあるよ。こころの悪魔に取り憑かれた女の運命やいかに…。
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