どりみ

わたしはロランスのどりみのレビュー・感想・評価

わたしはロランス(2012年製作の映画)
4.0
ドラン好きからオススメされて鑑賞。

愛している彼から、「女になりたい」と言われたら私はどうするんだろう。気づいてあげられなくてごめんねと言えるかな、

ピンヒール、スカートで教壇を出る時の緊張感、すごかったですね。私でいう全裸でみんなの前立つみたいな事ですもんね。

沈黙の時間が長かったので、どうここから切り抜いていくのか考えてしました。罵倒か?質問か?肯定の言葉か?
「先生わからないところがあります」と通常通り授業を進めていく生徒で話が進みましたね。何も指摘せず、いつも通り接するのが受け入れるというか、優しさというか。先生の気持ちを察してできる言葉だなと。印象的なシーンです。

ロランスとブレッドが何度も傷つけ合いながらも別れて、会ってを繰り返してましたね。女になりたいとカミングアウトしても、ブレッドは彼の腕の中にいたいと。そんなこと思える人、私出会えるかな。本当に好きだから、傷つけられても会ってぶつかってしまうのでしょうね。

色彩展開や音楽もとても素敵でしたが、私はストーリー展開が好きでした。23歳で監督してこの作品か〜!すごすぎる
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