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もうひとりの息子のmamのネタバレレビュー・内容・結末

もうひとりの息子(2012年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

子供を取り違えられただけでも苦しいのに、それが対立するイスラエルとパレスチナの子だったなんて...。

それぞれの親と子の葛藤からの和解は勿論だけれど、それ以上に取り違えられた当人同士の心の絆が描かれていて、あたたかい。
ユダヤ人憎しだったアラブ人の兄とも分かり合えてじんわり良かった。(上手くいきすぎ感は否めないけど...)

あとユダヤ教徒にとって信仰心よりも民族の血の方が大切なのだという事をラビの言葉で再認識させられた。

2023-336
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