このレビューはネタバレを含みます
大晦日に現れたアザゼルと名乗る敵により全滅したゴーバスターズ、あの世で神様に「死者100万人達成記念の特典として願いをひとつだけ叶えてあげる」と言われてたチダ・ニックの願いとは…という話。
めっっっっちゃ面白かった。リアル志向のゴーバスターズのキャラクターを使ったケレン味たっぷりの昭和戦隊パロディ。
バックで爆煙が舞うモーションのでかい名乗りポーズ、巨大ロボは謎空間なコックピットでシンクロ操作、巨大ロボが戦う相手はもちろん巨大化した怪人。セクシーな女幹部の棒演技まで再現しなくても。
これで「動物戦隊ゴーバスターズ」全50話のダイジェストを延々と見せられるんだからもう最高。15話で登場した追加戦士が37話で死ぬ！
最終的に特命戦隊と動物戦隊が共闘することになるんだけど、並べるとより際立つ差異。特命戦隊が動物戦隊の不思議な力に戸惑いつつも受け入れてるのが面白い。
演じてる側も全然違う方向性の演技ができて楽しかったんじゃないかな～。エンター→神様なんて1ミリも掠ってないし。
スーパー戦隊シリーズも販促やらなんやらのしがらみから解放されるとこんなに自由な作品が作れるのかと目からウロコでした。本当に面白かった！
