青春映画ですね。アメリカはやっぱり日本の高校とは違うなぁ、と感じたけど、きっと気持ちは同じなのかと。大人への階段だよね。
主人公チャーリー。凄く優しく子。そして何か心理的な病気があるのはわかるけど、それが友人の自殺？とあとおばさん？おばさんてそんなに大好きだったの？としか思わずみていたら、そういうことだったのかと。
取り敢えず、友人のいない高校生活。だけど奇妙な、というかラッキーな事に、いい兄妹と友人になれ、そこから楽しい事を満喫していく所、凄くいい。でも、やっぱりみんなそれぞれ悩みがあって(当たり前だけど)、それを乗り越えていく姿も良かった。
チャーリーの悩みは、そんじょそこらの人が経験する事ではないけど、その根底にある悩みを知らなくても、兄、姉、両親がさりげなくサポートしているのも良かった。最後には悩みは両親が知る事になるけど、ぎゃあぎゃあ騒ぐわけでもなく、今まで通りのサポート、そして友人達も変わらずに誘ってくれる。だからこそチャーリーは生きていくことができるんでしょう。前向きに。
最後に、エズラ・ミラーは綺麗な顔立ちだなと。なのにあのみんなを楽しくさせる役はいい。出過ぎず目立ちすぎず、って感じで。
