BEEKENY

バウンス ko GALSのBEEKENYのレビュー・感想・評価

バウンス ko GALS(1997年製作の映画)
3.8
2024-04 81

役所広司つながりでこれにたどり着く
おそらく  いや、確実に
この作品に共感できる層は狭いかもしれない

もう30年近く前 1997年の作品ですから
当時のカルチャーを体感した年代は
40代~50代しかわからんだろうなあ

しかも今はもうベテランの大物役者が若い若い。。。
役所広司はやくざ役ですが
素晴らしき世界のような年季の入ったやくざではなく
スーツのびしっと決まった
都会のインテリやくざ。なんか違和感

桃井かおりも若かっったなあ

極めつけは佐藤仁美のコギャル感 いや~~はまってた
そのまんまあの当時の渋谷にそうだよね

佐藤康恵みたいな仕切り役の平成ギャルいたよなあ

そんなこんなで懐かしみながら見た作品

でも僕はこの時代に20代~30代を生きてきたので
ある意味この時代の空気感は伝わりました
B級映画と言ってしまえばそれまでかもしれないが
これはこれでその時代の世相を映しだした作品です。

バブル末期お金でものを言わす大人たち
それを利用し利用され飲み込まれていく若者たち

ひとくくりに女子高生 援助 ブルセラという
色眼鏡で見るのではなく
その中でもプライドを持って生きていくko GALS
の3人の出会いと別れ 彼女たちなりの青い春の
物語だと思います。
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