ゴン吉

イントゥ・ザ・ブルー2のゴン吉のレビュー・感想・評価

イントゥ・ザ・ブルー2(2009年製作の映画)
4.0
海を舞台に陰謀と欲望が交差するサスペンスアクション作品「イントゥ・ザ・ブルー」シリーズ第二弾。
クリス・カーマックが主演、ローラ・ヴァンダーヴォートがヒロインを演じ、マイケル・グラジアデイ、マーセア・モンロー、デイヴィッド・アンダース、マーシャ・トマソンらが共演。

ハワイ州ホノルルの海が舞台。
セバスチャン(クリス・カーマック)と恋人のダニー(ローラ・ヴァンダーヴォート)は、貧しいながらもダイビングガイドをしながら沈没船サン・クリストバル号が積んでいた財宝探しをする日々を送っていた。
ある日、あるカップルが財宝探しのため、1週間のガイドを依頼する。
しかし彼らの真の目的は、アメリカによって無差別攻撃されて殺された故郷の人々の復讐のために、運び屋が沿岸での取り締まりを逃れるために海底に沈めた2つの箱を見つけることであった。
果たして箱の中身は? 
欲にくらみ危ない仕事を引き受けた男の運命は如何に?

「あたしの故郷じゃ毎日いい人が死んでいく 素朴で勤勉で信心深い人がね… どこか遠くの奴らがそう決めたから 連中は遥か遠くから人々めがけて爆弾の投下ボタンを押す みんなの家や家族を攻撃して人生を粉々に打ち砕く 兵士でも テロリストでもない 普通の人々が死んでいく 生き残っても地獄よ」
日本では話題になることは少ないが、アメリカによる第三国への無差別攻撃に巻き込まれた人々の復讐劇を描いた作品。
アメリカではこの問題を扱った作品が少なくない。
前作同様にダイビングガイドをしているカップルと親友のカップルが事件に巻き込まれるストーリー展開。
前半は海が舞台ならではの青年の胸板やビキニギャルに加えて、ブルーの海中散策も楽しめるが、前作の豪華キャストに比べるとレベルダウン。
前作と似たような展開ですが、終盤の逃走劇はハラハラドキドキで楽しめた。
友人の彼女は可哀そうだったな。
続編を期待させるエンディングですが...... 
果たして第二のパールハーバーを防ぐことができるのか?

2023.11 テレ東で鑑賞(サタシネ・吹替:平田百合子 訳)
2021.7 テレ東で鑑賞(午後ロード・吹替)
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