カナオ

アドベンチャーランドへようこそのカナオのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

狭い社会で生きてると周囲で否応なしに巻き起こる、仲間内の誰と誰が衝突したとか、イキった客をいなさないといけない状況だの、くっ付いたの別れたの不倫だ二股だとか、金があるだの無いだの…に加えて、未成熟ゆえに感情にも性欲にも振り回されるの面倒…しんどい…で近年は好き好んで観てなかった系統の映画。でも若い時のひと夏の経験って、思い返すだけで嫌な気持ちになるような部分もあるけど、ささいなことで楽しんだキラキラが混じってるのが良かったりするよね…ってボンヤリ思えた。バイト仲間とダベったり、隠れて何か飲み食いするとか、出掛けた先でのくだらない話、やたら楽しくてキャッキャして、とかとか。でもマリファナはダメだ!

小さな楽しみはあれど狭苦しいあの環境からジェイムズもエムも抜け出して、その途端に素直に伸び伸び振る舞ってるように見えたのが、この後きっと成長していくんだろうな〜って未来を予感させて清々しいラストだった。世界が広がって良かったね!

ジョエル役のマーティン・スター、最近なにかで見たと思ったらスパイダーマンのロジャー・ハリントン先生。ゲースロにもカメオ出演してたらしいけど、ゲースロは色々と膨大すぎて覚えてない…

ビルヘイダーとクリステンウィグがすごい良かった。淡々とブチキレるボビーと慣れてるポーレット、ベストカップルじゃん!!キャラ全然違うけど、ビルヘイダーが遊園地に居るとリッチー(IT)を思い出してギュッとなったりもした。
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