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ハーヴェイ・ミルクのnoncのレビュー・感想・評価

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)
3.7
「ゲイ」という言葉の響きがメジャーになったのは私は個人的にここ10年ぐらいかなと思っています。私の周りが田舎だからかも分かりませんが。それまでは今にして思えば悲しい事に侮蔑を込めて「ホモ」という響きが大半だったように感じます。初めてこの作品と出会ったのですがアメリカでは40数年前に多様な生き方について真剣に、そして声を大きくして議論をしていた事をある意味羨ましく思います。サンフランシスコという比較的都会だからというのもあるかもしれませんが間違いなく歴史に風穴をあけた人物ではあるでしょう。暴力を嫌いながらも自身の死によって人々の犯人に対する処罰感情の高まりは少しの皮肉も感じましたが、、良作でした。
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