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ハーヴェイ・ミルクのsnatchのレビュー・感想・評価

ハーヴェイ・ミルク(1984年製作の映画)
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「リコリス・ピザ」で、この人を思い出し観てみました。
これは私が学生時代に勧められて観た初めてのドキュメンタリー映画だったと思います。ぜひこの方を知って欲しいです。
以下内容に触れています。






彼らの運命と最後のテロップに思ったのは、銃がない社会だったら、もう少し対話が生まれていたのではと…
撃っちゃ何もかもお終いだ、、

1977年カリフォルニア州サンフランシスコ🍕ハーヴェイ・ミルクはゲイであることをカミングアウトして、選挙で選ばれ公職者となった初めての人物✨自分の考えを伝え活動し毎回少しずつ票を伸ばし4回目の選挙で初当選する。
ゲイやレズビアンだけではなく、人種 障がい者 高齢者らマイノリティの人々が抱えている苦しみを解放して思う通りに生きていける社会をと、一歩一歩行動そのメッセージが人々の心を徐々に動かしていく。そのうねりを見ていると民主主義は活きるんだって興奮する。現在に続く礎となっているんだとよくわかる。

でも…このラストを見ると、四十年近く経ったが、なかなか進めていないんだなと。暴力を暴力で抑えつけたりしていると。一定層の白人の中に植えつけられている偏見や差別のフィルターはなかなか外せないんだなと…倒せない壁の厚さに無力を感じそうになるが、それではいけない!彼に堂々と顔を向けられない。
彼が積み上げてきたこの階段を決して崩してはいけないと誓いたくなる🫶

📷彼はカメラ屋さんだし映画も大好きだったんだろうな…
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