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二流小説家 シリアリストのdaiyuukiのレビュー・感想・評価

二流小説家 シリアリスト(2013年製作の映画)
4.0
主人公は売れない小説家・赤羽一兵(上川隆也)。彼のもとにある日、連続殺人犯の死刑囚・呉井大悟(武田真治)から「告白本を書いて欲しい」という執筆依頼が舞い込む。
「この告白本を書けば一流の小説家になれるかもしれない」。
欲望に駆られた赤羽は、呉井に会いに行く。
しかし、告白本の出版には条件があった。それは呉井を主人公にした小説を書くこと。しぶしぶ承諾した赤羽は、小説を執筆するために3人の女性の取材をはじめるが、その先々で殺人事件が起きる!
しかも、その手口は12年前の呉井の手口とまったく同じものだった。
刑務所にいる呉井に今回の事件の犯行は不可能。ということは、呉井ではない何者かの犯行なのか?
深まる謎。ミステリーファンを唸らせる、満足させる、極上ミステリー『二流小説家』の驚くべき結末とは・・・。
売れない小説家・赤羽を飄々と演じる上川隆也、連続殺人事件の決定的な真相を語り告白本を書いて欲しいと赤羽に依頼する呉井をクールに不気味に演じる武田真治、呉井好みの官能小説を書くのと引き換えに呉井が事件の真相を赤羽に語るという呉井の依頼に隠された真意(警察に母と引き離された呉井の悲しい過去、カメラに対しての思い入れ、赤羽を指名した理由など)、呉井に熱烈な愛情を注ぐ女性ファンの異常な妄想(呉井の女性ファンの親の戸惑い)、呉井の手口を真似た連続殺人事件の謎解きと真相(呉井の事件と模倣犯の関連)、傑作サイコサスペンス映画。
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