検非違使

極楽発展倶楽部の検非違使のレビュー・感想・評価

極楽発展倶楽部(1933年製作の映画)
1.5
「死ぬまでに観たい映画1001本」885+212本目

英語の題名の「砂漠の子」が、どうして邦題では「極楽発展倶楽部」になるんだろう。訳がわからない。
時代も、国も全く違うので笑のツボが違い、笑えない。
やたらと怒鳴って、うるさい。コメディーは難しい。

あらすじ
ローレルとハーディは全米に会員を有する「砂漠の子」の会員である。今年はシカゴ市で其大会が開かれるので加州の分会は全員出席の決議をした。処がハーディのお神さんがハーディの出席を断じて許さない。弱ったのは二人である。其処で窮余の一策としてハーディが仮病をつかい医師と結托してホノルルへ転地療養に行くと称して、ローレルと一緒にシカゴの大会に行った。そしてテキサス代表のチャーリーと意気投合し乱痴気騒ぎを演じて帰って来ると生憎、ホノルルから本国へ帰航の汽船が遭難したとの報知で、ローレルとハーディ両家のお神さんは夫々の良人の身の上を案じ心配をまぎらす為に映画見物にゆくと、実写で「シカゴに於ける砂漠の子の大会の実況」が映写され、意気揚々と現れたのがローレルとハーディなので、二人のお神さんは嬉しいやら腹が立つやら。お神さんが手具臑ひいて待っているとは知らずローレルとハーディはホノルル土産など携えてそ知らぬ顔で帰宅し、散々に油を搾られる。
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