Ki64

21ジャンプストリートのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

21ジャンプストリート(2012年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

脳死で楽しめる系では上位に食い込むほど面白かった。

バディとの友情もので最終的にではなくかなり早い段階でそれなりに仲良くなるのがちょっと意外だった。

高校時代イケてる(イケてる?)グループだったアホの子ジェンコと、プロムの誘いも嫌がられるほどの秀才陰キャシュミットのタッグ。
捜査で高校に潜入し書類の手違いでお互い全く逆の生活を強制的に送ることになるのが面白い。

事前に海外のEgashira 2:50が説明してくれたドラッグの効果が教師に捕まったときに現れるの面白い。舌の出し方一つでもめっちゃ差別してきやがるw
しかしその効果もあってか演劇サークルで才能が認められ、潜入捜査にも関わらず陽キャたちとの交流にハメを外すシュミット。好きな女の子もいるし、高校時代がアレだっただけにまぁ気持ちは分からんでもないよな。そのときのジェンコの寂し気な表情が切ない。

足りてない部分をお互いに補い合う凸凹コンビ具合や、死にゆく先輩捜査官を目の当たりにし成長する様子等、心情変化も丁寧に描写されてて分かり易くてホントに脳死。

隙あらば小ネタ挟んでくるってくらいネタが散りばめられてるのも本作の良いところで、その中でも4ばかりのホワイトボードと同じこと3回言うボスのシーンがお気に入り。


気軽に観れてスカっと楽しめるオススメの1本です。
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