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ガラスの墓標のditaのレビュー・感想・評価

ガラスの墓標(1969年製作の映画)
4.0
@シネ・ヌーヴォ ~フィルム・ノワールの世界vol.4~   

エロい!って書こうと決めていたけど、エロさよりも格好よさのほうが勝ってしまったので撤回。

どれだけ絵になったら気が済むのかあなたたちはというくらい絵になる男と絵になる女とちょっと面白い男の三角関係。ちなみに絵になる男を絵になる女とちょっと面白い男が取り合うパターン。世にいうお嬢様ってのはああいう男の魅力に一度憑りつかれたら見境なくなっちゃうもんなのかね。真面目な男がいちばんやで、と教えてあげたい。

にしても、俺のジェーンの裸が見たいんだろホラ、とでも言いたいのかというくらいにジェーンバーキンが定期的に脱ぐ。話す→脱ぐ→撃つ→脱ぐ→逃げる→脱ぐ、くらい脱ぐ。美しいおっぱいがあんなにアップになるの初めて観たかも(何を書いているんだわたしは)。

ゲンズブールとバーキンのエロ…いや官能的ないちゃいちゃを35mmフィルムで観られるなんて得しかないし、あの二人の逃避行なら5時間くらい観ていられると思った。お話もちゃんと面白かったし、養鶏場のアレはなんじゃこりゃっていうくらい凄かったし、あの時代、この瞬間にしか撮れない絵、映画としての魅力がたくさんあった。大満足!
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