フランス人監督には日本人の奥深さを理解できない？？
阿部寛さんと西島秀俊さんの出演のヒューマン・ドラマの作品タグのついた作品ですから期待してレンタルしました。
阪神・淡路大震災のその後の取材に訪れたフランス人ジャーナリストとその通訳に就いた西島秀俊さん。そして震災の被害者で後遺症を抱えている阿部寛さんその３人を中心に物語は展開されていくのだが・・・。
この作品を制作した意図が全く分かりませんでした。孤独死と云う切ない結果を全く理解されていない様に感じてしまいました。そして主人公のフランス人ジャーナリストのエゴ丸出しの様な描き方に観ていて苛立ちさえ感じます。
ヒューマンなのかファンタジーなのか、ましてやホラーに収めるべきなのか作品の意図が認識できないままのエンディング。
他の作品に挿入されていたこの作品の予告編を見て、え～ッと気が付く理解の遅い私ですからそんな印象になってしまうのか？？。
日本側の出演陣は豪華メンバーが並んでいるだけにもったいなさだけが残る作品でした。私の印象が間違いであるかもしれません。他のレビュアーさんの印象もお聞きしたいな～と思います。
