Ki64

キャビンのKi64のネタバレレビュー・内容・結末

キャビン(2011年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

大好き名作コメディホラーの一つ。

この終盤の爆発力よ


前半はパリピな若者5人組がキャビンへお泊りヒャッハー!!
しかしそれを監視する謎の組織。ATフィールド。
この組織の目的は?というかなんなんだこの変な世界観はwと、緑豊かな山奥のキャビン風景と、その真逆なオフィス風景の対比で全く先が予想できなくて戸惑いながらも面白い。

古からのホラーの定番ルートを若者たちに辿らせようと画策してる謎の組織がいるというこの奇抜な設定ならではのコメディ要素が自分は好き。

えちぃ雰囲気になり『誰も見てないよ』→30人くらいが監視してる

サンポニイケ…→『誰だ!?俺を操ろうたってそうはいかないぞ!』→『散歩行こ』

日本はこの業界じゃ有能らしい。
『日本人だぞ?休暇なんて取るわけがないだろ』うるさいよw


そして謎の組織内部に辿り着いてからのお祭り騒ぎっぷり。
この辺はもう観てるだけで楽しすぎる。
ヘルレイザーっぽいヤツ、シャイニングの双子、IT…なのかな!?wピエロ、アダムスのハンド、他にも色々が大暴れ!元ネタ全部分かった人スゴい!w
組織内へ移動するために利用した妖怪BOXもどことなく『CUBE』感。

ホラーがいっぱい詰まっててもう最高。

愛してやまなかった半魚人との感動のご対面。ヨカッタナ…


ちょっと引っかかる点があるとしたら、あんだけ監視体制が整っててマーティの誤判定はいかがなものかとw
まぁでも、全体的に面白かったので気にしないことにする!

他のホラー映画を観て再鑑賞すると『コイツの元ネタこれか!』と『絶叫計画シリーズ』のように楽しむことができるのも魅力の一つ。

厨二病をみんなにバラされちゃうおじいちゃんと、やたらと移動スピードが遅すぎる(カメラが頻繁に切り替わるが、ずっといる)シュールな妖怪がお気に入り。
ウェンズデーみたいな髪型のゾンビ娘ちゃんもすき
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