低評価だけど個人的には良かった作品。
やろうと思えばいくらでも描けたろう題材を、10年後の物語ってのが意味ある作品。
黒い雨と放射能汚染。
立ち入り制限下の無人の街プリピチャ。
チェルノブイリ原発事故により人生が激変した住民達の物語。
…苦痛な過去を忘れる為 街を去る者。
…苛烈な過去を消せず 街に残る者。
…未だ戻れぬ街への望郷の念にかられる者。
多分故郷ってのはそういうもんだろう。
ニガヨモギ…。
意味が本当かどうかは知らないが、だとしたら皮肉過ぎる。
そして、あの林檎の樹はどうなったのだろう…。
何ともやるせない余韻が残る作品でした…😫