シネフィルFUKUHARA

サイド・バイ・サイド フィルムからデジタルシネマへのシネフィルFUKUHARAのレビュー・感想・評価

4.5
デジタルシネマの台頭により、フィルムが消えつつある現在(2012年製作)の映画業界。
映画監督や、撮影監督、編集技師などの制作者たちへインタビューを敢行。彼らの証言、そして代表作の映像とともに、映画制作の未来を探っていくドキュメンタリー。
長年、俳優としてプロセスの変遷を見てきたキアヌ・リーブスが企画・製作・ナビゲーターを務める。
考えがブレないジョージ・ルーカスやクリストファー・ノーランも見応え有り。
新旧ほとんど全ての技術に《賛》と《否》の意見があるのが面白い。
カメラ開発や上映方式、映画館に映画作品を持って行く方法等も現在(2022年)には更に進化しているだろう。
フィルム撮影の映画は現在でも作られている。だが10年後はどうだろう?

・キアヌ・リーブス
・マーティン・スコセッシ『タクシードライバー』『シャッターアイランド』『ヒューゴの不思議な発明』
・ジョージ・ルーカス『THX1138』『スター・ウォーズ』『Red Tails』
・ジェームズ・キャメロン『ターミネーター』『タイタニック』『アバター』
・デヴィッド・フィンチャー『セブン』『ドラゴン・タトゥーの女』
・デヴィッド・リンチ『エレファント・マン』『ブルーベルベッド』『インランド・エンパイア』
・クリストファー・ノーラン『インセプション』『ダークナイト』『ダークナイト・ライジング』
・スティーヴン・ソダーバーグ『トラフィック』『オーシャンズ11』
・ラナ&アンディ・ウォシャウスキー『マトリックス』『クラウド・アトラス』
・ラース・フォン・トリアー『ダンサー・イン・ザ・ダーク』『メランコリア』
・ダニー・ボイル『トレイン・スポッティング』『スラムドッグ・ミリオネア』『127時間』
・ロバート・ロドリゲス『シン・シティ』
・リチャード・リンクレイター『スクール・オブ・ロック』『スキャナー・ダークリー』
・ジョエル・シューマカー『評決のとき』『ブレイクアウト』
・レナ・ダナム『Dealing』『Tiny Funiture』
・バリー・レヴィンソン『レインマン』『トラブル・イン・ハリウッド』