辞書を作るということは言葉の海を溺れずに渡るための舟を編むということ。舟を編むという表現がとても素敵だなと思いました。
ストーリーはまるで仕事人達の矜持を描いたドキュメンタリーを観てるよう。さながらプロジェクトX。四校が無事完了したシーンでは目頭が熱くなりました。
主演の松田龍平、とても合っていて良かったです。「散歩する侵略者」のシンちゃんもそうでしたが、彼は感情の起伏が乏しい役がとても良く似合いますね。
登場人物全員が暖かく優しい、心がほっこりするドラマでした。
映画観賞後に漫画と原作の小説を続けて読みましたが、こちらもすごく暖かくて優しい気持ちになれました。