香害、って言葉が出来るくらい匂いにうるさい今日この頃。私は香水が大好きだから、香害とか言われると悲しい。自分が好きな香りをつけてもいいじゃないか。
この映画の主人公グルヌイユ。パリの臭い市場で産み落とされ孤児として育つ。体臭がないゆえ存在感もない。ただひとつ、類稀な嗅覚という才能を持つ。
ある日、乙女の香りを嗅いだ時から彼の中の何かが呼び覚まされてしまう。
究極のパフュームをつくりたい。そのために彼がとった独自の方法とは。
グルヌイユがつくる禁断の香りはどんなものなのだろう。私も嗅いでみたいよ。天然のよい香りの人、たまにいる。羨ましいよね。
ラストは原作と同じだった。
映画も原作もどちらも好き。
グルヌイユ役の俳優がハマり役です。