たむ

雨にぬれた舗道のたむのレビュー・感想・評価

雨にぬれた舗道(1969年製作の映画)
4.2
世界三大映画祭を制覇しているのに日本では非常に観づらいアメリカ映画界の巨匠ロバート・アルトマン監督。
その長編第三作が劇場公開!奇跡的です…。
興行的に大失敗しながら、次作『MASH』でカンヌ国際映画祭パルム・ドールを受賞する、非常に尖った作品です。
性的な欲求不満をテーマに、孤独を描き出す映画で、今観ても強烈なインパクトがあります。
ジャンルを越境しながら、挑戦的なテーマと素晴らしい演技。
69年という時代でも時代に合ったテーマだったと思いますが、現代の閉塞感にも共感と戦慄を与える映画ですね。
たむ

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