でしょうかな

レイプキラーのでしょうかなのレビュー・感想・評価

レイプキラー(2006年製作の映画)
2.8
昔見た作品。これほどぞんざいな邦題とジャケットは初めてというくらい、内容と合っていない。
カナダで実際に起きた先住民女性の連続不審死事件を基にした劇の映画化で、着眼点は面白いが、出来は物凄く微妙。映像は安っぽいし、テンポは悪いし、サイコスリラー的だが面白みに欠けるし、スピリチュアルな感じを押し出してくるのが唐突でむずがゆい。
主人公は失踪した先住民の母を探す女性だが、彼女がほぼ単独であっちこっちうろつきまわるだけで、犯人に近づいていく緊張感が物足りない。民族問題も取り上げられているが、そこも上手く描写出来ていないように感じた。
素材が良いだけに、もう少し手を加えたら面白そうなんだけどなあ。
でしょうかな

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