ソ連の若き志願兵たちが鬼教官に鍛え上げられ、やがて第9中隊としてアフガニスタンの前線へ送られる...
ソ連版『フルメタルジャケット』ともとれる本作。
実物兵器の臨場感。
しかし終始ロシア語、何を言っているか分からない。
上官の言葉を振り返ると、アフガニスタンの文化や国民性にも顔が引きつる。
前半の訓練時代がほのぼのと感じるほど後半の戦闘シーンは戦慄の連続だ。
史実に基づいているため結末は変えようがないが、140分ということもあり"(ほぼ)そして誰もいなくなった"状態に観終えた後の疲労感と虚無感でいっぱいでした。