戦下のパリに住むフランス人の夫を持つアメリカ人妻が、英国の女友達と共に英国兵の国外逃亡に尽力する。
戦争時には誰しもが戦わなくてはならなかった仕方のなさと、それでも人間の信念を感じさせる女2人の心意気にやられた。
緊張感ある場面から、ふと息を抜く瞬間もあり、恐らく実際にもそんな場面があったのではないかと。戦時中、苦しい事ばかりであったと思うが、振り返ると笑える場面ってあるのではないかと思いながら観てた。エレベーターとか。
クライマックスからのラストはかなり駆け足。
ここは描き切ると大傑作だった気がするが、お涙頂戴よりは潔いとも取れるか!🤔
自分だったら逃げ出したくなりそうだが、目の前で起きたら?どうする?ではなく、人間として当たり前でありたい思う、考える前に行動するヒロインに、捻くれているので、そうなれるもんかいな?とも思うが、そうであって欲しい、そういう生き様を映画の中では観たいと、素直に思えた素敵な作品だった。