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クロムウェル〜英国王への挑戦〜のプログレのレビュー・感想・評価

3.0
見たのはかなり前。
TOKYOMXのシアター092でやっていたので録画。
ゲームのBloodborneが好きなので、資料として参考にするために視聴。

【三銃士と同じ時代】
原作の三銃士の続編『20年後』でもクロムウェルが登場するので
銃と剣で武装した銃士やスワッシュバックラー映画が好きなら、
美術のよりリアルなイメージとして参考資料になるのでは?

【5W1H】
時代は17世紀イギリスで
題材はオリバー・クロムウェル。
主人公はクロムウェルの戦友フェアファクス将軍。
クロムウェルが革命成功後、急進的になり独裁色を強めていき、最終的に革命返しで失脚、処刑されるまでの流れを、フェアファクス将軍の視点からクロムウェルの変化を通じて描いた歴史もの。

【ハイコンテクストな描写が多い!よくわからない】
終盤のロンドンで、クロムウェルに処刑された国王チャールズ1世の髪の毛を売っていた男にクロムウェルが激怒しその場で銃殺するシーンは、
国王が聖人として見られ、その髪の毛が聖遺物のように扱われているってことなのかな?
そういう聖人扱いっぽい描写から王権神授説みたいな連想につなげているのか?
それとも聖人うんぬんは深読みのし過ぎで、
ただ単に羅生門ばあばのような行為に為政者への侮辱として捉えて自分の行く末のように感じて怒った?
このあたりは文化の違いを感じました。

【対比】
・クロムウェルが共和政権のときに行ったさらし首は門の中の道にずらりと並べられている
・クロムウェルの遺体は見せしめに門の外に吊るされ、門の前も中も誰もいない
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