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バッド・チューニングのtakywalkerのレビュー・感想・評価

バッド・チューニング(1993年製作の映画)
4.7
アメリカの青春映画史上ぶっちぎりの最高傑作だと思う。

ビフォアシリーズは1対1の会話劇を極めた作品だが、こちらはかなりの数の人物を登場させながらそれぞれの会話劇を描写しているという点で、ある意味全く異なる作風と言える。

ただ流石のリンクレイター、それぞれの登場人物のキャラクターの描き方がとても巧く、限られた時間の中で全てのキャラクターの魅力を快活に、かつ混乱させることなく描いている。
こういう作品もできるのか、と只々驚嘆した。

自分自身アメリカの学校に通ったことは無いので完全に共感ができている訳ではないと思うが、観終えた後、物凄く楽しい飲み会に参加した後のような気分になれた。
70sロン毛、ダサ格好良くてめちゃめちゃ良かったなあ。
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