あーぁ

クラス・オブ・1999-IIのあーぁのレビュー・感想・評価

クラス・オブ・1999-II(1993年製作の映画)
2.5
授業は終わりだ!

うん、色々終わってたわ(^ω^)

最強の抹殺教師がスカポンタンな学生達をぶち殺す痛快世紀末学園スプラッタムービー『クラス・オブ・1999』の続編。

1作目で学校なんてクソ喰らえ精神がトチ狂った結果、続く2作目では北斗の拳の世界観にターミネーター教師を投入してゴロツキ生徒達を授業の一環として抹殺していくという頭のネジの外れたキチガイ映画を世に放ったマーク・L・レスターは今作では監督から外れ、なんかよく分からん監督が後を引き継いだ模様。


結果から申しますとビチクソおもんなかったです٩( 'ω' )و

前作では車も装甲車だったり、とりあえず1人に一丁マシンガン所持というイカれた世紀末設定でしたが平和になったのか生徒達は学校恒例イベントでサバゲーするくらいにまで落ち着いておりますね。

今回は前作の事件により大量に開発された殺戮教師ロボットに生き残りがいることが分かり、その最後の一体であるボーレンが学校に赴任して来るところから物語は始まる。

毎度お馴染みの不良生徒に体罰と称して幸先よくミナゴロチ。

しかし物語は1作目の様に教師側に感情移入できる訳でも無く、2作目の様に生徒側を応援する感じでも無い非常にどちらの肩を持って見れば良いのか謎。

不良どもは教師のババアにレイプしようとするか学校の恒例行事のヌルいサバゲーするしか能が無いチンカス。

主演のロボット教師は無感情の如くとりあえず殺戮を繰り返す冷徹無比なサイボーグ。
そのサイボーグ教師を演じるのがキックボクサーシリーズのサシャ・ミッチェルということもあり何故か無駄に華麗なアクションと、めっちゃキメキメのクサイセリフのバックで大爆破目白押し。


そして何を隠そうこの映画の最大の肝は前作を見た者を嘲笑うかの様な衝撃の真実にある。

実はこのサイボーグ教師は自分を最強のターミネーター教師と思い込んでいるちょっと武術を嗜んでいるただの人だったという衝撃のオチ。

不良どもに銃で前から後ろから何発も撃たれようとも動じず、散弾銃で撃たれようがピンピンしとるのは高性能な防弾チョッキのおかげというまさに驚天動地のどんでん返し。

ほんで都合よく最後はなぜか防弾チョッキ貫通して致命傷食らわされるというズッコケラストに膝から崩れ落ちたのは言うまでも無い。

しかしそんなポンコツ映画にはまだまだラストに取ってつけた様な驚愕の真実が隠されておりますので是非皆んなもVHS叩き割らないで膝から崩れ落ちてくれよな!
あーぁ

あーぁ