AkaiKitsune

将軍の娘/エリザベス・キャンベルのAkaiKitsuneのレビュー・感想・評価

2.0
性暴力で相手をねじ伏せ、自らのコンプレックスを満たそうとする行為は、あってはならないことだと強く思う。

娘と父親の信頼関係が核となる事件だったが、その発端は過去に起きた卑劣な男たちによる身勝手で残忍な行為。たとえ法廷や軍法会議で処罰されても、受けた傷は癒えることがない。

その「不治の傷」がテーマとなる非常に重厚な作品だった。

ムーア大佐の死体発見シーンでの細かいカット割りとBGMの盛り上げ方が秀逸。
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