オレオレ

Shopgirl/恋の商品価値のオレオレのレビュー・感想・評価

Shopgirl/恋の商品価値(2005年製作の映画)
3.0
登場人物が女1に熱を上げる男1と男2の3人でしかほぼない。それぞれがクレア・デーンズ、原作者のスティーブ・マーティン、憎めないオタク天下一のジェイソン・シュワルツマン。
見る人の性別、年齢によって感想が違いそうで、初デートで見て相手の感想から人格を探るのも良いかと。

今だったら、絶対S.マーティン一択。
プライベートジェット乗ってるくらいの金持ちで、学生ローンも払ってくれて、何より結婚とか将来に興味がない!
会話もスマート、我儘許してくれる。出張先の浮気くらい許すな。

とはいえ、公開当時の17年前に見てても、小汚い浮き草稼業のJ. シュワルツマンはなかっただろうなあ。いいやつっぽいけど…。
男の人がこの映画見たらどう思うんだろうか?C. デーンズの気持ちとか、最後の清々しい表情とかわかんのかなあ。
ブッククラブの課題図書みたいに、いろんなデモグラフィーの集まるとこで議論したい。

最後までS. マーティンが、恋愛にもスマートな紳士、ってしっくりこなかったけど、他の2人はベストなキャスティング!