コアな品揃えの古DVD屋で、本家『HENRY(1986)』と間違えて購入。

思えばあの時の店員さん「あなた、本当にいいんですか？ファイナルアンサー？」と、みのもんたばりに睨みをきかせてレジ打ってたもんな...

案の定、つまんなすぎてウンコもらしたわ。
ジャケットに写ってるヘンリーの顔。
これ観た人、みんなあの顔なるからね。

宅配レンタルで貸出可能と知ったので、前作と続けて、鑑賞。

放浪の旅を続ける猟奇的殺人鬼･ヘンリー。
ある夫婦のもとで、居候をすることになった彼は、その妻の妹であるルイーザに好意をもたれてしまい……。

相変わらず、何故かモテる殺人鬼･ヘンリーを描いたシリーズ第2弾。

評判の低さ、若干のハズレ感を抱かせるB級のジャケット写真。

この手の作品に、ありがちな｢邦題サギ続編｣(続編ではないのに、日本だけ続編のようなタイトルがついている作品。)かと思いきや、内容は、しっかりと続きになっていて、良かった。

役者は違うものの、かなり寄せている主人公や印象的な暗転、過去を言及するシーンなど、前作へのリスペクトは随所に感じられる。

また、ラストは、若干の肩透かし感が否めないものの、新キャラクター･放火犯の設定を活かした皮肉と考えれば、悪くはないオチだった。

良くも悪くも、前作の焼き直しというストーリーで、これといった驚きはなかったけれど。

<<エログロおバカメーター>>
エロ ☆×1.0
グロ ☆×3.0
バカ ☆×3.0

･エロポイント
そこは健在かと思いきや、割と薄めだった印象。

･グロポイント
オープニングの死体紹介シーンは、今回も健在。それ以外は、特にこれといったシーンはなかったけれど。

･おバカポイント
放火で人を殺しまくっているというのに、ナゼか、殺人には抵抗があるという新キャラの設定が、一番、おバカでした。

• #ヘンリー-もう一つの連続殺人鬼の記録-
• #ヘンリー

浮浪者のヘンリーは、職探しで仮設トイレを扱う会社に就職し、同僚のカイとその妻クリケット、姪ルイーザが暮らす家に居候することに。ある日、カイは放火による保険金詐欺をやっていることをヘンリーに教え、彼を誘う。しかしヘンリーは、カイの想像を上回る悪党だった。

実在のシリアルキラー、ヘンリー・ルーカスを題材とした『ヘンリー』の10年後に公開された正式な続編。もっとも、監督も主演俳優も変わっており全く違う雰囲気になっているが…続編作る意味あったか？　
うーん、これは面白くないなあ。前作の焼き直し感が強いし全体的にスケールダウンしている。殺害方法やその見せ方に独創性が無く、効果音がろくに無いので暴力の場面自体がなんかもそっとしている。

• #ヘンリー・ルーカス
• #inspired_by