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クイック&デッドのRyuのレビュー・感想・評価

クイック&デッド(1995年製作の映画)
3.5
女ガンマン エレンは田舎町 リデンプションへやって来る。そこは権力者のへロッドが支配していた。町では早撃ち大会が開催されようとしており、主催者であるへロッド、その息子のキッド、他にも多数のガンマンがエントリーしており、牧師のコートも強制的にも参加させられていた。エレンもその大会への参加を表明する。

スパイダーマンを撮る前のサム・ライミ監督によるアクション西部劇です。
この頃は全盛期で、世の男たちを虜にしていたシャロン・ストーンですが、今作では女ガンマンということで、セクシーさはだいぶ弱めで、その分かっこよかったですね。ツンっとした顔立ちでガンマンの衣装も様になっています。いぶし銀 ジーン・ハックマンに、若かりし頃のラッセル・クロウとレオナルド・ディカプリオ。今や3人ともが主演男優賞でオスカーに輝いており、シャロン・ストーンをオスカー俳優3人が囲む という中々豪華になっております。
ストーリーはめちゃくちゃ安直だし、ツッコミどころもちょくちょくありました。ただ、めちゃくちゃわかりやすいし、とっつきやすいので、程よく楽しむことはできた かなぁと思います。
スパイダーマン前のサム・ライミと言えば、スプラッターのイメージがありますが、今作ではそこまでその色は強くなかったと思います。それでもあの風穴は笑っちゃいましたね。
ストーリーも演出も90年代とアメリカ映画って感じで、めちゃくちゃおもろい とかではないですが、こういう午後ロークオリティの作品ってたまに摂取したくなるんですよね。
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