If you don’t appreciate life, you don’t deserve life.
最近のソウシリーズは覚えてられないが、初期が秀逸なのは、たとえ瀕死でも生き残る可能性が残されている事、末期癌に侵されたジョンが抜群に頭が切れる、命に対し特異な価値基準を持つ無敵の人で、生命への裁量権を行使して尚且つ自ら手を下さず傍観者である事、ゲームの中身が法律で裁けない遺恨による私刑である事、そしてその関係性の全貌が最後に明らかになる事。
まあ視聴者の痛覚を刺激するゴア描写は相変わらずだが、このゲームの被害者達は単に主要ターゲットの関係者で、軽犯罪者であり冤罪の恨みを持つ者たちで、何も巻き込まれて殺される謂れまではない。
と思う。
生命の価値無価値の判断基準がジグゾウの基準だと、私もいつかそのうち巻き込まれそうな気もするので、生きてることに感謝するとする。