ヒチ

13回の新月のある年にのヒチのレビュー・感想・評価

13回の新月のある年に(1978年製作の映画)
5.0
社会と自らの身体に「居場所のない」主人公が彷徨う姿を冷徹とも言える視点で(それ故に倫理的でもある)描き出した衝撃作。形式を捨てた語りの先に浮かび上がる剥き出しの魂。

「人生は素晴らしい。でも、そこに私の居場所は無かった。」
ヒチ

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