ペコリンゴ

レポマンのペコリンゴのレビュー・感想・評価

レポマン(1984年製作の映画)
3.1
記録。
常人の理解を遥かに超える超カルト。整合・調和クソくらえ!やりたいことやりたいだけやったであろうB級パンキッシュSF。

とんでもないバカ映画だ。
無駄な情報量の多さ、そしてそれら各々が全く相互作用してない自由っぷりにKOされて鼻血出そうになる。もはやなにも頭に入って来ないw

主人公の不良少年オットーは、ひょんなことがきっかけでレポマンになる。レポマンとは、ローンの返済が滞ったオーナーから車を回収する仕事。傍目からは単なる盗難にしか見えないのが玉に瑕だ。
ちなみにジュード・ロウ主演作「レポゼッション・メン」とは縁もゆかりもなく、臓器なんか回収しない。

ある日オットーは、とある組織の諜報員と名乗るレイラと出会う。彼女は、ある科学者がエイリアンの死体を盗んで逃走中だと言う。

科学者が乗る車にはべらぼうな懸賞金がかけられており、レポマンや諜報員、不良の輩どもが熾烈な争奪戦を展開する…

的な感じだったと思うけど、ここに書く文章でなんか伝えられない、まさに考えるより感じろ!的な映画。

面白いかどうかなんて敢えて言わないけど、制約なんてない、何者にも縛られない的な反骨精神を感じずにはいられない。
もうパンクよな、これ。