ベビーパウダー山崎

ラスト・イン・ザ・ダストのベビーパウダー山崎のレビュー・感想・評価

ラスト・イン・ザ・ダスト(1984年製作の映画)
2.5
ジョン・ウォーターズ抜きでもディヴァイン主演の映画が血迷って作られてしまうほどジョン・ウォーターズってのは当時のcultureにそれなりの影響(刺激)を与えていたわけですが、雇われ監督としてのポール・バーテルはディヴァインをコメディ映画の面白パーツの一つくらいしか考えていなそうで、ディヴァインがケツ出したり歌ったり踊ったりするのも映画の枠組み内のお約束事程度にしか見えなくて、キチガイが暴れまわることも「映画」が破綻することもなくただ普通につまらないマカロニウエスタンのパロディが90分前後だらだらと。しぶとく生き延びるディヴァインに敬意を表して+0.5。