健多郎

劇場版 アイカツスターズ!の健多郎のレビュー・感想・評価

3.0
アイカツ!シリーズ劇場版第2弾
アイドル学校・四ツ星学園のアイドル達が海でなんやかんやする
おまけで前作キャラ勢揃いの短編もあります
レビューを分けるのも面倒なのでまとめますね

まず短編、アイカツ!ねらわれた魔法のアイカツ!カード
短編ながらそれなりに長い、普通のアニメ1話分くらいはあったかな?
でもその枠に詰め込めるだけ詰め込んだお祭りカオス映画なので濃度がハンパない
ストーリーの整合性など一切考えず、メイン級のアイドルから準メイン級のアイドルまでを矢継ぎ早に登場させる
まさにアイドルのガトリング砲
テレビ版のオールスター回では1人だけハブられたかえではもちろん、地方アイドルやドリアカのリーサルウェポン・音城ノエルまで登場させる姿勢は見事なり
そう、これは推しキャラが出てきたタイミングでウオオオと盛り上がればいいだけの映画なのだ
たぶん脚本会議の部屋にはトリップするパフュームとか散布されてたのだ
こちらのスコアは4.0なのだ

さて本編、劇場版アイカツスターズ
こちらは長編ということで、どうしても前作・大スター宮いちご祭と比較してしまう
…そして残念ながら、比較した場合大きく見劣りする

短編との抱き合わせ故にボリューム不足感が否めないのは仕方ない
でも、映画ならでは!なスケール感も足りないのはいただけない
確かにライブのステージはテレビ版と比べて広かったり特殊な形状だったりするのだが、それはやろうと思えばテレビ版でもできてしまうこと
ストーリーにもっとぶっ飛んだスケール感が欲しかった
キャラがもっと増えればそういう方向に行けたのかな?

ただ、百合映画としてみた場合はなかなかハイレベル
いちゃいちゃしたりケンカしたりは朝ごはん前、今にもキスしちゃうそうなシーンがあったり…ていうか(ほっぺにだけど)キスしちゃったり愛の告白タイムがあったり
女の子同士が必要以上に仲睦まじいことより素晴らしいことなんてないですね…
健多郎

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