カンパッチー

ラストキスのカンパッチーのレビュー・感想・評価

ラストキス(2006年製作の映画)
2.8
ポール・ハギスにしては珍しいコメディかと思えばただただ男のマタニティブルーを延々と見せられるだけで、これは脚本がポール・ハギスでもダメだー!

結婚する前に子供が出来て、建築家としての仕事も順調だけど、このまま何もなく順風満帆だけど波の無い人生のまま親になるの不安だよー、もっと遊びたいよー!という無責任な子供すぎるウソップこと29歳マイケルが何にも不満のなく、美人で優しい彼女に満足出来ず、大学生の女の子に手を出したけど、ヤッた後賢者モードになり俺彼女がいて、しかも妊娠してるんだ、彼女がやっぱり大事だ!!と後出しジャンケンしまくった上に「浮気してごべーーん!俺が悪がっだーー!今更みっともないんだけど、ジェナ!俺と新しい関係を築いてぐれ〜!」とウソップもびっくりな延々謝罪モードに突入して何だかんだ彼女も許して再構築するだけのお話ですよ、そう彼女ジェナと浮気相手のキムがひたすら可哀想なだけ!

彼女のお父さんが凄い良い言葉をマイケルに言っても言い訳ばかり。こんな奴また同じこと繰り返すぜ!!男の人ならもしかしたらマイケルの気持ちもわかるのかな?離婚秒読みのケイシー・アフレック夫妻の方が心情は理解できた分、ひたすらマイケルが不愉快なだけな作品でした。ある意味こんだけ不愉快にできるんだからポール・ハギスの脚本はすごいのかも?