KentF

コントラクト・キラーのKentFのレビュー・感想・評価

コントラクト・キラー(1990年製作の映画)
3.5
理不尽で虐げられた労働者の社会で絶望の中で傷を負い、それでも一縷の希望を見出し生きていく、というKaurismäki作品の特徴が分かりやすい。

「労働者階級に祖国はない。」
フィンランドの監督がフランスの名優を迎えて英国を舞台にして、トランスナショナルに仕上げた。Jean-Pierre Léaudの灯火を抱えた陰影さが作品に合っている。
KentF

KentF