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七月のクリスマスのShokoのレビュー・感想・評価

七月のクリスマス(1940年製作の映画)
3.4
〖七月のクリスマス〗(映画/アメリカ/1940)



『25000ドルの賞金が賭けられたマックスフォード・コーヒー会社主催の標語コンテストには、200万通を越える応募があったが、いまだ優勝者が決定していない。ダウンタウンに暮らすジミーは自分の作品に絶対の自信を持っており、婚約者のベティはあきれながらも声援を送っていた。二人は共にコーヒーメーカーのバクスター社に務めていたが、コンテストの結果を待つジミーは仕事に身が入らない。そんなジミーをからかおうと同僚は優勝を伝える偽の電報を打つ。だが大喜びのジミーとベティが賞金を受け取りにマックスフォード社を訪ねると、社長の勘違いから二人には25000ドルの小切手が本当に渡されてしまう。その足で今度は百貨店に出向き、指輪やソファーベッドの他にも近所の人々へのプレゼントを山ほど買う二人。その頃、マックスフォード社長はようやく捕まった審査員からコンテストの優勝者がまだ決まっていない事を知らされていた……』

日曜日の日経新聞の真ん中らへんのちょっと紙が分厚いページでよく映画とかドラマとか紹介されてるんだけど、今朝の新聞で紹介されててご丁寧にアマプラで配信されてるよ〜って書いてあったから観た。
新聞に紹介されてる映画観るとか老人みたいなだなって思ったけどまあ老人だしいいか…古いコメディ映画です。

60分ちょいの短い映画なんだけど楽しかったです。
勘違いから始まって勢いよくお金使って、同僚もやばいなって思いながらもなかなか伝えられないまま最後までいっちゃって、かなりピンチ!すわ逮捕か?!となったけど最後は結局ジミーの標語が選ばれてハッピーエンド…みたいな。
これは騙した同僚もちょっと悪いけど、なにより報連相できてなさすぎるマックスフォードコーヒーの社長が悪いのでは…
ボタン一つでベッドになるソファーかなりよかった。ちゃんと風を通す機能があるところに感激した。めっちゃわかる、風通してから畳みたい。こういう昔の映画に出てくる謎にハイテクアイテム結構好き。
あとこれ言ったらそもそもなのかもだけど、ジミー結構嫌なやつっていうかそんなに良い男ではなくない?性格が。序盤とか薄くムカついてた。
とはいえこの時代の衣装とかもめちゃ好きだし、男女とも最高。早くこういう格好もう一度流行れ。ポスターも全部かわいい。グッドコメディ映画でした。7月中にぜひどうぞ。来月はみんなで八月の鯨を観ようね。

(119/おうち映画56)
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