こしあん

シェラ・デ・コブレの幽霊のこしあんのレビュー・感想・評価

シェラ・デ・コブレの幽霊(1964年製作の映画)
3.3
突如出てきたアマプラからのおススメに反応。
あまりに怖すぎて試写会で体調不良者が続出し、お蔵入りになったと言われる【幻の最恐ホラー】。
日本では1967年にテレビ放映され予告編を観た高橋洋が、後に脚本家として『女優霊』や『リング』に影響を与えたそう。
なんて聞いたら、観ないわけにいかないですよね‼️

……ぜんぜん怖くなかった……何回か寝落ちしちゃったし……ハードル上げすぎた😢

むせび泣く女の声はゾワッとしました。怨念や悲しみがたっぷりで。あれが日常的に聞こえてきたら、そりゃ怖い😱
幽霊の見た目は、怖いというより斬新。写真のネガみたいな、白黒のサーモグラフィーみたいな。

ホラーというより『火サス』。舞台も海沿いの崖に建つお屋敷だし。
【火サスでリメイク希望キャスト】
心霊研究をする建築家→船越英一郎
霊を信じない現実主義の家政婦→山村紅葉
心霊現象に悩まされる盲目の資産家→上川隆也
その妻→中山忍
黒づくめの魔女みたいな怪しい家政婦→余貴美子

観ているときはちょっと退屈でイマイチだなぁと思ったけど、振り返るとまぁまぁ面白い作品だったのかも。ミステリーとしてのストーリーも良いし。
アメリカの作品なのに、Jホラーっぽい雰囲気あるのも良き👍

アマプラの字幕がむちゃくちゃ早くて、読み切る前に消えちゃうのがストレス😢
フラッシュ暗算かな?のレベルなので、セリフあんまり理解できてません……


【ややネタバレの覚え書き】








「幽霊を怖がるのは、ロマンチストか幼稚な人間。あとは人殺しもね」みたいなセリフにハッとして、なんかカッケー!って思ったんだけど、ちゃんと伏線だった😮
こしあん

こしあん