脚光を浴びない負け犬たちの賛美歌というかしょーもない能力なゆるーいX-Menです。
チャンピオンシティを守るキャプテン・アメージングが敵から街を守りすぎて、張り合う敵がいなくなってしまってスポンサー契約が打ち切られちまう!そうだ、かつての宿敵カサノバ・フランケンシュタインを街に放り込んだろって感じで放り込んだらキャプテン・アメージングが敵に逆に捕まりピンチになって、ベン・スティラーやウィリアム・H・メイシーたち負け犬ヒーローが立ち上がるというお話です。
まぁしかし、ベン・スティラーの怒れる男という能力の役に立たなさ!ウィリアムもシャベルを得意とする能力って土方か!とかフォーク使い、おならがとにかく臭い男、誰も自分を見てないときだけ透明人間になれる男、父親の頭蓋骨を投げるボーリング女と他には見た事のないヒーロー映画となっています。
ただ話の流れの持っていき方、盛り上げ方が残念だったかな、キャプテン・アメージングが囚われるのをもっと後にしてヒロインとのロマンスやメイン3人の友情などをもっと掘り下げるべきだった、惜しいなぁ…もっとストーリーや色々良ければ…早すぎたキック・アスですよ!
俗物に染まりすぎたキャプテン・アメージングのグレッグ・キニアがザ・ボーイズのホームランダーに見えて仕方ありませんでした。