クリムゾンキング

拳銃貸しますのクリムゾンキングのネタバレレビュー・内容・結末

拳銃貸します(1942年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

ある男から殺しと謎の手紙の奪取を依頼されたプロの殺し屋が、依頼主にはめられ現金強奪犯にされてしまう。
殺し屋は依頼主にお礼参りをしに行く途中である女性に出会うが、実は事件を追う警官の彼女、且つ依頼主の経営するクラブで雇われた踊り子にして敵国と密通している間諜疑惑のある対象に取り入るための人員だった!

ややこしい笑

拳銃貸します(貸すとは言ってない)
一体どう言うことだってばよ?

と言う疑問符はあれど、警察の包囲網を掻い潜るためのアレコレや黒幕に迫るためにガスマスクをつけて潜入するあたりはさながらスパイ映画のよう。
実際にスパイ要素もあるのだけど。

警察に尾行させるためにトランプを目印にするあたりなかなか鯔なコトしてくれるぜ!

殺し屋なため正義側ではないのだけど、殺し屋になった経緯が「まあ、そう言う環境なら、仕方ないよね、、、」な感じなので、愛国心芽生えて機密事項を売り飛ばす売国奴を裁きの場に引き出すくだりもなかなか自然で良かったし「役立てたかな?」で事切れるのもなかなか粋だった。

そしていつの時代も猫は可愛い。