ふぁるこんりえ

レオポルド・ブルームへの手紙のふぁるこんりえのレビュー・感想・評価

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1960年代のミシシッピー州。
メアリー(エリザベス・シュー)は、大学教授の夫が出世してゆく陰で、自分だけが育児と家事に埋没し、取り残されたような寂しさを感じていた。夫の浮気を疑い、やけになって、出入りの職人と関係を持ってしまう。やがて、夫と幼い娘が交通事故で死に、
その日に息子レオポルドを出産する。
 彼女はこの “罪の子” を愛することはできない。
教師が彼の文学の才能を認めても、メアリーは感情的に拒否するばかりだ。
 愛されることを知らずに育った孤独な少年レオポルド(デイヴィス・スウェット)は、授業の一環として囚人に手紙を書き、スティーヴン(ジョセフ・ファインズ)がそれを受け取る。思いのたけを手紙に綴るレオポルドと、返事を書き続けるスティーヴン。
 やがて15年の刑期を終えたスティーヴンは、ヴィック(サム・シェパード)の食堂で働き始める。

主人公のジョセフ・ファインズは、
『恋に落ちたシェイクスピア』『エリザベス』にも出演してた人。
映像がとてもきれいな映画です。
切ない映画ですが、過去と現実の繰り返しに段差がなく、滑らかな感じです。
最初は自分の話なんか聞き耳を持ってくれる人はいないと思ってても、
必ず誰か、自分を救ってくれる人は現れること。

ささいな嘘が、人の人生を大きく変える。
あなたの旦那が浮気してるなんて、現実にないことを言って、家族を複雑な方向にしたらだめだ。
人間弱いです。
弱いときに優しくされたら、すぐころっと違う人のところに行っちゃって・・・・
人を疑うことはよくないよ。
人のことを信じるのは難しいかもしれないけど・・・・
いくら自分が愛してない人との子どもを産んだからって、
子どもを愛せないのは、なんかおかしいと思う。
自分がやってしまった過ちを、子ども当たるかのように、
傷つくことばを吐いたりして・・・・
でも、木藤先生が言ってたみたいに、
子どもはいくら親から気づ付く言葉を言われても、
お母さんのそばに自ら、そばに居てくれるんだよね。
小さい頃そんなふうに素直だったのに、
どうして、人間なかなか素直になれなくなるんだろうね。
こんなにこどもを憎く思うのに、子どもは全く親を憎いなんて思わない。思えない。
そんな子どものきれいな気持ちが怖くなるんだろうね。
人間が一番怖いや 怖い
世の中、世界中が、人間に支配されたもので溢れすぎてるからいけないんだ
もっと自然を自然にしとけばいいのに
最後に本に囲まれている姿が、
なんかすごくartに感じたっ!!
参考にしたい

『人生は生まれる前から始まってたんだ』って言葉すごい

2008年10月11日 00:43