どなべ

大通りの店/大通りの商店のどなべのレビュー・感想・評価

大通りの店/大通りの商店(1965年製作の映画)
3.0
チェコスロバキアはプラハの春以降ソ連崩壊までbanされ続けた映画も多いなか、この時期はニューウェーブという名までついて特にのびのびと映画製作が行われたらしい
内容は今ではありふれたユダヤ人同情モノだが、当時のスロバキアではっきりと市民感情を主張する勇気は計り知れない

「ひなぎく」「火事だよ~」を先に見ていたので冷笑の文化が強いのかと思いきや、まっすぐ正統派なシナリオと演出で驚いた

あとロレーヌ十字がナチスのシンボルになってた気がするが、自由フランスとかどっちがというと反ナチのシンボルでは、、?

ところでこの映画の日本語字幕版がツタヤに並ばないどころかDVDになってすらいないのは、テーマの面白さに対して映画そのものがつまらなすぎたせいか
どなべ

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