トルーマンバロウズ

ロードストーカーのトルーマンバロウズのレビュー・感想・評価

ロードストーカー(1999年製作の映画)
3.0
セールスウーマンのエレンは仕事に急ぐあまり渋滞する道路で一台のトラックを無理矢理追い越した。
そのことがきっかけで彼女はストーカーの恐怖に追い詰められていく・・・・。

強引な追い越しをしたことでストーカーに狙われる羽目になってしまった女性やその家族を描いたB級ストーカーサスペンススリラー映画。
主人公がトラックを強引に追い越したことでそのドライバーからの執拗な嫌がらせや恐怖に追い詰められていくという設定は、現代のあおり運転に近いものがあり実際にあり得そうでなかなか良かった。
また警察も全く役に立たず孤立無縁の中で家族を守るために奮闘する母親を緊迫感を持って描けていたのも悪くなかった。
しかしカーアクションシーン自体はほとんどなく冒頭とラストに派手なクラッシュが少しある程度でその部分はかなり不満足な出来であった。
全体的にリアリティのあるサスペンス映画としては暇つぶし程度に楽しめる作品だった。