『スリザー』のマイケル・ルーカーと当時Vシネマとハリウッドを行き来していた石橋凌のコンビが大暴れするB級アクション映画
タイトルから漂う不穏な空気、しかしコレがまた滅茶苦茶面白い
"日本からLAへやって来たマフィアに追われるヤクザが元刑事と組み戦いを挑む"というストーリー
端的に言うと『ダイハード3』と『リーサル・ウェポン』を安く仕上げた感じ
東映Vアメリカシリーズの特徴の"早い、安い、面白い"の三拍子が揃っている
随所で描かれるコミカルな演出が良いアクセント
2人の息ピッタリな攻防戦は『L.A.コンフィデンシャル』を彷彿とさせるし、"爆弾を巻いた強盗犯が手に持った自爆スイッチを包丁で切り落とし店外に脱出して起爆"という『ハンコック』の元ネタ的シーンもある
まさに掘り出し物