はしもと

カラフルのはしもとのネタバレレビュー・内容・結末

カラフル(2010年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

ラストのどんでんの内容をなぜか序盤で思い出してしまったのが非常にミス…なんで部分的に小説読んじゃったの過去の自分… むちゃくちゃ皮肉でむちゃくちゃ面白い作品であった。選択次第ではあり得た自分の未来をやり直しで体験するっていう。文字通り再挑戦すれば生き方どうにでもなるんだろうな〜 たかだか数十年の人生。

リアル寄りの質感の背景も可愛げのあるキャラデザも良かった!画面作りのリアルさの塩梅好き。

キャスティングもうちょっとどうにかならなかったのか…主人公の幼さとひろかの滲み出るリアル年齢がアンバランスすぎて 佐野の宮崎あおいうま、、、プラプラはぎこちない関西弁含め結構良かった

最悪家庭環境の話見るのしんど!笑えな〜!
ラブホからひろかちゃんを連れ出した後の会話、刹那的な生き方を象徴する台詞だからカットされたのちょぴっと悲しかった。老いを否定する言葉は世の中に溢れているけれどそれを実感を持って納得できることって生きてて中々ないし、そう思いたいだけな部分も人間あると思う。「きれいな服も、バックも指輪も、ひろかはほしいの。大人になってからほしいなんて思ったことないの。どうせひろかの体なんておばさんになったらもう価値なくなっちゃうんだし、価値なくなってからきれいなもの買ってもしょうがないもん。エプロンやババシャツの似合う年齢になったら、ひろかはおとなしく、エプロンやババシャツを着るよ」
「ひろか、きれいなものが好きなのに、すごい好きなのに、でもときどきこわしたくなる。ひろかの手でぐちゃぐちゃにこわしたくなる。おかしいの、ひろか、おかしいの」一貫性が無いのが人間だしぐちゃぐちゃに混ざったカラフルなのが自分。気まぐれは当たり前。でも死んじゃだめ
「大人の僕も傷ついて眠れない夜はあるけど 苦くて甘い今を生きている」;;手紙、やっとこの歳になって歌詞が噛み砕けたかも
合間合間のハーモニカ?の曲むちゃくちゃオトナ帝国 大谷幸さん