このレビューはネタバレを含みます
前半は ダラダラして長いな~と思っていたが、
早乙女くんと電車巡りしてる辺りから面白くなってきた。
早乙女くん、はじめは悪い奴かと思ってたけど 本当にいい人だった。
自殺未遂の前の関係が気になる。
ひろか、売りをしているけれど、
主人公に対して気さくに接する姿見る限り良い子だったと思う。
唱子、自殺前後の変化に気がつくってことは 主人公のことよく見てたんだよね。
生まれ変わりを契機に目を向ける世界が広がったのだろうな。
兄と父、ぶっきらぼうだけど母のこと考えていて優しい。
生まれ変わりを機に変わったからかもしれないけど。
母、不倫を受け入れるのは難しいよなぁ。正直。拒絶されてるシーンは分かるなぁと思いつつも辛く感じた。
スケッチの絵が上手い辺りから「ぼく」の正体が何となく分かり始めた。
早乙女くんと同じ学校に行きたいと強く言いはなったのがかっこよかったし感動した。
美術学科のある高校を探してくれた家族の思いも凄く感じた。
早乙女くんと同じ学校に受かって新しい友達も増えて楽しい人生を過ごして欲しいと思える終わりだった。