ジャン・ギャバンの観る
ジャン・グレミヨン監督作品
初めて観ました
これは良かった～
ギャバン曳き船の船長アンドレは
仕事に誇り持ち仲間大切にして妻
も大切にしてる不器用な男です
救助した船の船員の妻カトリーヌ
と一瞬の恋に落ちる話
アンドレの部下の結婚式で始まり
何組かの夫婦模様が描かれます。
アンドレの妻は早く陸に下りてと願う
女性でそこだけは彼も鬱陶しそう
ベースは大型船をロープで繋ぎ誘導
する曳き船と夫婦の絆をダブらせてる
ようです
堅物な男が運命の女性と出会い浮気する
話なんですけど､恋に落ちる瞬間が言葉
では説明出来ないけどビビッドに伝わる。
二人の時間は僅かで恋と呼べるのかさえ
定かではないような一瞬さがとても良く
二人して砂浜歩くシーンは別世界
この時代にしてはロケーション多く荒海
に揉まれる曳き船はミニチュアですが
船上の作業はなかなかの迫力です
仕事仲間との絆､夫婦の絆
一瞬の気の迷いからアンドレは道を誤り
そうになるが。失ったものは大きいけど
得たものも大きいかなでした
カトリーヌ演じるミシェル・モルガン
名前を耳にする程度で意識して観たのは
初めてですがとても良かったな
現実の女性なのかアンドレの夢の中の
女性なのかの不思議で圧倒的な存在感。
何本か彼女の出演作観ようかなと思う
15/220
